はっ!しぃ!れぇ〜!

今週のお題「わたしの好きな歌」 〜サクラ大戦

 

    令和になってはや2ヶ月が過ぎました。

そんな中、20年以上も前に私の脳内を駆け巡り、今もなお、私の心を掴んで離さない歌があります。

「はっ!しぃ!れぇ〜!高速のぉ〜、て・い・こーくかげきだん!」で知られるサクラ大戦オープニング主題歌『激!帝国華撃団です。

    私はこのサクラ大戦というゲームはそれまでのゲームの常識を覆すくらいの役割を果たしたのではないかと思います。

シュミレーションであり恋愛アドベンチャーであるでけでなく、そこに、数々の演出を盛り込み一つの物語を紡いだ作品です。

その演出こそこのゲームの最大の特徴といっても良いでしょう。

私は子供の頃、このゲームをプレイしていて、まるで毎週楽しみにしているアニメを見ているような感覚に襲われました。なぜか。

ゲームを始める際、オープニング映像が流れそれに合わせて極めて完成度の高い歌が流れ、また、1話完結の物語を順にプレイしていくスタイルをとり、そして、各話の間に次回予告をはさんで気分を盛り上げてくれるからなのです。

物語も細かな点を除けば、ヒロインたちが各話の前半で劇団員としての生活を描き、その中でなんらかの悪事を聞きつけ、物語の後半に至ってカッコいい変身の演出(着替えのシーン)をはさんで、悪事を重ねる悪者を前に、「そこまでよ!!」と叫び、颯爽と登場するーーその背後に流れる曲は繰り返し聞いたオープニングのメロディなのです。

そして、勝利のポーズをとり1話が終了するのです。

    この作品を盛り上げるこの主題歌は、当時、街中でも流れるぐらいにヒットしました。

この主題歌の他にもサクラ大戦シリーズを彩る名曲の数々が作曲家・田中公平先生によって生み出されています。

    そして、いよいよこの冬、14年ぶりに待望の6作目「新サクラ大戦」が発売されます。

先日、その6作目に使用されるオープニング主題歌が発表され、『激!帝国華撃団』がリニューアルして流れるや否や、脳内の神経回路が再起動して条件反射のように口ずさんでしまいました。

 

さてさて、サクラ大戦のキャッチコピーに『太正桜に浪漫の嵐』というのがありますが、新作発売間近の今、『令和時代も浪漫の嵐』となることを願ってやみません。