香といえばシティーハンター でしょう?
実写版「香」の虜になった訳
今週のお題がニオイということなのですが…
最近、本当にいい「香」を「観て」きましたのでご報告。
そう、香といえば、シティーハンター 。
しかも、話題の実写版です。
もちろん、香だけでなく獠や海坊主、冴子そして、香の兄貴の秀幸も実写で登場します。
なるほど評判通り、シティーハンター愛に溢れた作品でした。
アニメをここまで忠実に実写化した作品はないのでは、と思わせるぐらいです。
中でも、キャラクターの再現度が高く、可能な限りアニメに寄せてきているのに驚きました。
銃の弾道やカーチェイス、爆破シーンなんかは、はっきり言って映像技術でどうにでもなるかもしれませんが、キャラクターの雰囲気やたたずまいなどは、よほど研究しないとボロが見えてしまい、ファンからひんしゅくを買うものです。
特に香は難しかったのではと思います。
シティーハンターの女性陣の中では唯一といっていいほど、いわゆる美人枠でありません。
でも、獠のパートナーである香がいなければシティーハンターとはいえません。
いつも獠に突っぱねた態度をとったり、嫉妬したり、それでいて、時折、ふとしたきっかけで獠に想いを寄せる自分を再確認して赤くなったり…と彼女の女性としての心境の変化を読み解くのは、殺伐とした裏の世界で生きる獠だけでなく、それを観ている視聴者に安らぎを与えるものだと思います。
今回の実写版の香は容姿やたたずまいだけでなく、こうした感情の機微までもが描かれていました。
実写化の限界に挑戦したといって良いでしょう。
さて、今回の実写版シティーハンターのサブタイトルが『史上最香のミッション』。
獠と香が嗅いだ人を虜にする香水を取り戻すことになった、という内容です。
コメディ中心に話が進み、時にクールに決める獠。(獠役の俳優がまたかっこいいのなんの)
クライマックスは涙を流さずにはいられません。
是非とも映画館に足を運んでください。
そして、実写版の香の虜になって下さい!
「すごいニオイ」#ジェットウォッシャー「ドルツ」