すれ違いざま咳払い紳士に問う、ウイルス感染防止と言うけれど、本当にやる気があるのか?
世界中に蔓延するコロナウイルス。
マスクも手に入らない今となっては、もはや、自分一人では防ぎきれない。
そう、己の生死を、隣にいるAさんBさんに委ねなければならない時代がやってきたのだ。
さて、このAさんBさんの感染に対する意識が高ければ問題ないが、残念ながら、自分さえ助かればよいと考えている人間が多い昨今、それは高望みといえよう。
ネクタイを締め一見、紳士面している御仁も、人とすれ違いざまに咳払いをするようでは感染防止に対する意識が低いと言わざるを得ない。
なぜ、すれ違う少し前や後ではなく、よりによって私とすれ違う時を見計らって、咳をするのだろうか?
わざとしているのだろうか?
私に恨みでもあるのだろうか?
もちろんそんな程度で感染はしないだろう。
そんなことは分かっている。
しかし、今、これ以上感染を広げないようにしようと、世界中で、様々な努力をしている真っ最中だろう。
そんな時に、なぜ、それに逆行するようなことをするのだ。
コロナウイルスは、普通のインフルエンザウイルスと違い、空気中に約一時間ほど滞留するといわれている。
もちろん、外と密室では事情が違うだろうが、それにしても、人前での咳はできる限り控えるべきであろう。
飛沫観戦のリスクを考えれば、わざわざ、ピンポイントで人とすれ違いざまに、咳をするのはどうかしている。
ほんの2、3秒がなぜ我慢できない?ただそれだけ、ずらして咳をすれば、済むだけなのに、それができない。
そういう行為だろう、感染が広がるのは。
自分はよもやウイルス保有者ではないから大丈夫だとでも思っているか、万が一、保有者であったとしても、死なばもろとも、他人も巻き込め、などと考えているのだろうか。
全くもって迷惑な話である。
私やあなたが、一生懸命に感染防止の努力をしても、結局、隣にいる、AさんBさんの身勝手な行為で、台無しになる。
ライブハウスしかり、海外旅行しかり、わざわざなぜこんな時に行くのだろう、と腹が立つ。
今日すれ違った、咳払い紳士は、どうせくだらない仕事のために会社へ行って、さんざんウイルスをまき散らすのだろうか。
そう思うとゾッとする。
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